保護犬のこと

この頃思うこと

 1か月ぶりに犬友さんとランチです。

 場所は、私が住む街の隣町。田んぼと畑を抜けたところにあるドッグラン付きドッグカフェです。のどかな風景の中にある温かいご夫婦が経営しているところです。

賢い犬友さんのワンコ

 お久しぶりの挨拶のあとは、私のモフモフ欠乏症(ペットロス)を癒すため、犬友さんのワンコをひとしきり撫でまわしました。このワンコはトイプードルの女の子。トイプードルは賢いと言いますが、この子を見ていると、本当にそう感じます。

保護犬を家族に迎え入れた犬友さん

このワンコ、元保護犬です。最初の飼い主は、わんこを迎え入れるだけの経済的余裕や時間の確保できないままに、飼い始めたとのことでした。当然、ローン返済は滞り、ワンコはゲージの中に入れっぱなしだったようです。この状況が1年前に動物愛護団体に伝わり、保護されたとのことでした。なんだか切ないですよね。

 結果として、犬友さんは動物愛護団体の関係者ではないのですが、いろんな経緯があってワンコの飼い主となり、ローンを肩代わりして、現在に至っています。

ワンコの今

 このような状況下にあっても、このワンコは犬友さんの家族になった当初から周囲の状況を理解し、無駄吠えは一切しませんでした。

 もちろん、引き取られたばかりの頃は、新しいママである犬友さんが席を離れると、落ち着かない様子が見られました。それでも、1年が経過して犬友さんとの生活の中で、学んだことは大きいと思いますが、今はそんな分離不安もなくなっています。飼い主から愛情を注がれて生活しているわんこの精神状態は、とても安定しています。

 今は、ドッグランに入ると、他のワンコと上手に遊び、疾走しますし、カフェ内にいるときは、おとなしく膝の上に抱かれています。

保護犬を受け入れること

 犬友さんの中には、元保護犬を迎え入れた方がたくさんいます。子犬の頃から育てる楽しさもありますが、いろんな事情で保護犬となったワンコに、新しい健康的な生活を送らせてあげるということも、有意義なことですよね。

 SNSでは、保護犬の飼い主を探す発信が時々あります。動物愛護法の制定によって、悪質なペットショップは、少しは減っているのでしょうか?メディアを通してみると、劣悪な環境で生きていかなければならなくなっている子も多い様ですね。胸が痛みます。

 私は自分の甘い考えで愛犬マリアを母に託した経緯があります。できることなら保護犬に、何らかの支援ができればと思っています。

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