大人になって知ったこと

この頃思うこと

 先日、フリーペーパーを呼んでいたところ、ちょっとおもしろい記事を見ました。

 それは、エッセイです。筆者が自宅で牛乳パックを開けていると、ご主人が「あ~!」と叫んだそうです。何かというと、牛乳パックの開け方です。

牛乳パックのあけかた

 牛乳パックは「あけぐち」と書かれたところから左右に開くと、開いたところに図解で開く手順が書いてあります。

AEONのトップバリュ商品である「阿蘇山麓酪農牛乳」には

  1. 図のように両側に開いてください。
  2. 左右一杯屋根につく位まで押し広げます。
  3. 親指と人さし指を両端にあて注ぎぐちが飛び出すように手前に引き出します。

と書かれています。

 まあ、このご主人はこの開け方を知らなかったため、エッセイの筆者の開け方は目からうろこだったようです。確かに、開け口ではない方から開こうとすると、プチストレスですが、簡単に開く人をみるとびっくりしますよね。

 私も、この方法を知らなかった子どもの頃は、苦労して開いていたような記憶があります。ただ、何となくこの方法を知ったというか、どうして覚えたかもわかりません。

 ちなみに、メーカーが商品の包装紙に懇切丁寧に使い方をかいているのは、もちろん販促のためでもあります。しかし、同時に誤った使用方法で消費者に損害が生じた場合に、賠償責任を回避するためでもあるのです。牛乳パックなら使用方法の記載面はたくさんありますから、読みやすいのですが、小さな商品は大変です。大人世代ではとても読めないようなちっちゃい字で書かれているものもよく見ますが、そんな理由があるようです。

枝豆は大豆だった

 私が大人になるまで知らなかったことは、枝豆が大豆だったことです。これも、フリーペーパーを読んでいるときに知りました。その時、一人で読んでいたのですが、牛乳パックのご主人のように「え~!」っと呟いたことがあります。

 職場でこの話をすると、周囲から「えっ?」ととても驚いたような顔をされました。それぐらい常識だったんですね。

 私にしてみれば、「名前はもちろんのこと、色も違うし、味も違う!」と思うのですよ。でも、枝豆を乾燥させて、あんな色や形になるだろうし、再度調理したら大豆の味になるといわれると、納得できるような気がしました。

環境かかわると新たな発見がある

 寮生活など、他人と共同生活をすると、新たな発見があることは、往々にしてあるのではないでしょうか?結婚などはその最たるものですよね。

友人の話

 友達から面白い話を聞いたことがあります。

 新婚の頃、ご主人がパジャマを脱ぐ際、「一番上のボタンだけを外して、セーターを脱ぐようにして、パジャマを脱いだ」というのです。友人は、衣服をそのようにして脱ぎ着したことはなかったので、とても驚いたそうです。私もこの話には、びっくりしました。

 私は子どもの頃から、前にボタンがあるシャツやパジャマ、カーデガンなどは、ボタンを全て外して着脱する物と思って疑うことはありませんでした。でも、脱げるのであれば、一番上のボタンだけを外して脱ぐということは、とても合理的です。洗濯の時もボタンを留めなおす必要もありません。

 私はこの話を聞いてから、1~2個のボタンを外せば脱げるものは、セーターを脱ぐようにして着脱するようになりました。

姪っ子の話

 姪っ子が4~5歳くらいの頃だったでしょうか。外から帰ってきて、母親である姉に「○○お姉ちゃん(私のこと)よりきれいな人を見つけたよ!」と教えてくれたそうです。

 姪っ子にとっての社会は、自宅と近所のお友達、そのお母さんだったのでしょうか。子どもは世界が狭いですよね。しかしながら、幼稚園という新たな社会の扉を開いた時、そこにはもっと若くてきれいな人がたくさんいたことを知ったのです。そして、私は1番の美人の座から滑り落ちてしまいました。とても残念です。

 いくつになっても、新たなコミュニティを開くと、新たな知見や発見がありそうです。最近、とあるオフ会に出掛けるようになりました。オフ会はちょっと面白いです。

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