肩こりでマッサージに行ってみた

この頃思うこと

 私は肩こりがとても強いです。スパなどに行った時には必ず「肩こりがひどいですね」「指が入らない」などと言われます。そのため、マッサージに何度か通ったことがあります。

マッサージをする職業

 マッサージと一口にいっても、職業は様々です。

 ちょっと思いつくだけでも

  • あん摩マッサージ指圧師
  • 柔道整復師
  • リンパドレナージセラピスト
  • 整体師
  • カイロプラクター
  • エステティシャン

 このうち、国家資格は「あん摩マッサージ指圧師」と「柔道整復師」だけです。

 他は民間資格か、マッサージ店で指導を受けているだけのひとです。

 ただし、リンパドレナージセラピストのうち、「医療」がつくと、がんの手術後などに現れるリンパ浮腫の改善をする施術をする人で、保険が効きます。

 このように、資格もさまざまですから、「マッサージ店」だけでは、どのような人から施術してもらえるのか、わかりません。

マッサージをしてもらうときの選び方

 Web検索をして口コミを見ることもできますが、信頼できるかはちょっと疑問です。件数も少ないですしね。

 私は、強い痛みや原因不明の長く続く痛みやこりなどは、まずは医療機関を受診し、医師の診察を受けます。でも、疲れなどをいやしてもらいたいのであれば、免許や資格にこだわらず、エステサロンやマッサージ店に行きます。

 整体やカイロプラクティックでの関節をポキポキ言わせるような施術は、私は近寄ることはありません。整体で健康被害を受けて、大手術になった人を何人もみてきました。

 価格も考えますよね。美容系は概ね高いとい印象です。肩こりや筋肉痛だったらとりあえず、お安いところに行ってみて、良かったら続けることが多いです。

 ただ、評判のいいマッサージ店を口コミで探すのは難しく、飛び込みがほとんどです。

「ん~」なマッサージ店

 Web検索をすると、HPに「コリや痛みはその部分だけマッサージをするのではなく、体全体を見る。そして、整体のようにゴリゴリ体に負担をかけるようなことはしない。」といった内容のことが書かれていました。場所も自宅近くだったので、ちょっと期待してお店に行ってみました。

 施術室に入ってみると、マッサージ師によるマッサージ店なのに腰のレントゲン写真のコピーが貼ってあるのです。医療の知識のある人間としては「えっ?」という感じです。

 マッサージ師は、そのレントゲン写真のコピーを見ながら説明してくれました。その内容とりあえず、背骨のことで、間違ったことはありませんでした。でもね、私は肩こりで施術を希望しているのであって、腰が痛いわけではありません。HPに書かれていた「体全体をみる」ということとは違うことです。

 いろんな意味で「これはどうかな~」と思ってしまいました。

 ここで、お断りをしてお店を後にすればよかったのですが、問診を済ませた後だったので、施術を受けることにしました。すると、使用するバスタオルやタオルがかなり汚いのです。おそらく一人一人に交換していないのでしょう。清潔さという言葉からは程遠い状態でした。男性一人で経営をしているようでしたので、いろんな意味で手がたりていなかったのだと思います。

 先日、お店の近くを通ってみたら、そのマッサージ店はなくなっていました。

まとめ

 マッサージをする職業はいろいろあります。自分の目的に合った人なのか、確認したいですよね。

 また、医療機関でも、バスタオルやレントゲン撮影の着替えなどは明らかに使いまわしをしているところはたくさんあります。免許云々の問題ではないのかもしれません。新型コロナウイルス感染症を経験して、より清潔であることを求める人が多くなっていますよね。腕の良さより、清潔であることが重要なのかもしれません。

 まずは、治療が必要な痛みなのか、癒しを求めるマッサージをしてもらいたいなら、どのような基準で店を選ぶのか、ちょっと考えてみませんか?

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