就職支援セミナーに参加してみた

求職活動

 就職支援セミナーの基本コースに参加してみました。場所は、近所のハローワークです。車で5分程度のところにあります。

午前中のジャザサイズのレッスン終了後、シャワー、ランチを済ませて、バタバタと出かけていきました。

就職支援セミナーとは

 失業認定を受けるためには、次の失業認定日までに2回以上の求職活動をする必要があります。私は、1回求職相談をしていますので、このセミナーで求職活動2回目となります。

講義内容

 所要時間は2時間で、配布されていたリーフレットに示された講義内容とは若干異なり、県労働局作成の就職支援セミナーテキストに沿って行われました。

講義内容

自己分析

 このセミナーのいいところは、自己理解をしたうえで、仕事をどう選ぶのかを考える時間を取っているところでした。自分がどんな仕事をしてきたのか、何ができるのかを実際に書き出します。すると、「結構いろんな仕事をしてきたよね」と、改めて思いました。自分の強みについて考えることができます。

 そして、これからどんな仕事をしたいのか、したくないのか、やってみてもいいのかを整理していきます。そうすると、少し自分で折り合いをつけて、「これなら」という仕事を見出すこともできます。

健康保険・厚生年金保険

 2時間の講義の中で、割と時間を割いていたのは、この項目についてです。

 年収が130万円未満でも、以下の項目をすべて満たすと、本人が加入する必要があります。

  • 1週間の所定労働時間が20時間以上
  • 雇用期間が1年以上(10月から2か月以上)見込まれる
  • 賃金の月額が8.8万円以上である
  • 学生ではない
  • 被保険者数が501人以上(10月から101人以上)の企業

 単純に、労働者としては特典が大きいと思いますが、配偶者控除の範囲内で仕事を選択する場合は、ちょっと厳しくなったといえるようです。

求職活動

 この項目は、とても具体的でした。例えば、履歴書の書き方では、以下のような注意がありました。

  • 履歴書に学歴や職歴をかく際には、頭は半角を空ける。
  • 学校名や企業名続く入学や入社などは全角を空ける
  • 文字は行間一杯ではなく、上下に空白が空くように文字を書く
  • 罫線がない欄は、下から8㎜ずつ鉛筆で線を引き、上で調整して、線に沿って文字を書く

 これには、ちょっと驚きました。しかし、書類選考で失敗しないためには、必要な事なのでしょう。

 また、「顔は印鑑」という説明も面白かったです。確かに、採用試験の履歴書を受け取ると、最初に写真を見ますからね。さっぱりしている方がいいです。

まとめ

 今回の就職支援セミナーは、受講料は無料です。基本コースとされていて、座学だけです。聞いておけばよいという点では、割と気が楽です。眠くなることもありませんでした。

 そして、この講義で使用されたテキストは、本当に具体的でよかったですよ。全体で50ページあり、就職活動に必要なことが詳しく書かれています。就職活動をする学生たちにも利用できそうです。このテキストをもらうためだけに、受講するのもありと思いますよ。

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