現在、無職の私。雇用保険の受給をすべく、ハローワークに通っています。先日、第1回の失業認定に行ってきました。その際、求職活動をすることになるのですが、担当者と面談をしてきました。
担当者との面談で、「資格を活かした仕事は避けたい」と要望をしてきました。しかし、現在の求人市場では、私の要望はなかなか難しいという話を伺ってきました。そして、「希望に添った求人があったら連絡をします」というお話でした。
そして、送られてきました。求人票です。
求人票の内容
求人票に添付されていた文書には「この度、あなたの求人条件に合うと思われる求人申し込みがありましたので求人票を送付いたします。」と書かれていました。
求人票を見てみると、何と私が避けたいといっていた「資格を活かした仕事」です。「え~、私の話を聞いてくれていなかったの?」と思ってしまいました。でも、仕事内容以外は勤務時間、通勤時間、雇用条件すべて希望通りです。機械的なスクリーニングに引っかかったようです。
これが現実なんでしょうね。
給料は会社員にとって麻薬?

ちょっと話は逸れるのですが、「会社員は、毎月給料という麻薬を打たれて、会社の仕事から逃れられなくなっている」ということを聞きました。「もう、だめ。こんな会社で働くのは無理」と思っても、毎月の給料、年2回はボーナスというもっと強い麻薬を打たれるので、どんなに不満があっても働き続けるということを指しているのだそうです。
私は、「仕事なんだから、多少辛いことや我慢することがあっても仕方がない」とは思っていました。もしかしたら、我慢することに疑問を持たないように麻薬を打たれていたのかもしれませんね。
退職してから、現役時代の所得で納入金額が決定している健康保険料、住民税の支払いがありました。9月には国民年金任意加入の前納金の支払いがあります。これらは、現役時代には給料から天引きされていたので、意識したことは殆どありませんでした。給与明細で見るだけです。でも、自分で支払ってみると、「結構な金額ね」ということが身に染みてわかります。
納税の意味するもの

政治評論家の故 三宅久之さんがモットーにしている言葉に、「納税、愛妻、墓参り」があると聞いていました。
「納税」は、それができるということ自体が尊いことで、その金額は自分の果たした役割の結果という話を聞いて、「そんな考え方もあるのね」と思ったことがあります。
仕事という社会貢献をして納税をする。それは、麻薬を打たれた結果ではなく、自分ややりたいことをやって、納得のいく結果になるようにしたいと思っています。
仕事をどう選ぶか
資格を活かした仕事なら、人的ネットワークで退職直後からオファーはありました。
でも、「他にやりたいことがあるから」と、お断りをしました。なので、送られてきた求人票は、ゴミ箱に入ります。
やっぱり、もうしばらくは、自分のやりたいことを模索したいのですよ。例え、現実を見ない、青臭くて荒唐無稽な夢でもね。