男友達と焼肉~家事分担に思わぬ反応

この頃思うこと

 先日、野外コンサートを「見に来て」と連絡してきた同級生に誘われて、焼肉を食べに行くことになりました。まあ、この約束は野外コンサートに誘われる前から、決まっていたのですけどね。

 この同級生は、私の自宅近くに住む男友達です。「おいしい焼肉屋があるから、行こうね」と1年前から話していました。こういう話は往々にして実現しないものです。しかし、焼肉屋の場所が自宅から5分の徒歩圏内ということもあり、めでたく実現することになりました。メンバーは男性2名と私の同級生メンバーです。

同級生のこと

 元百貨店のスゴ腕外商営業マンで、月の売り上げが億単位に達したこともあるというA君。その後、個人事業主になって活躍中です。そんなA君ですから、社交的で配慮の人。いろんなところに気配り目配りができる男性です。

 もう一人のB君は、定年で退官した元航空自衛官のバツ1男。現役時代のスキルを活かして、今はコンピュータのシステムエンジニアをやっています。親分気質で、いつも一生懸命。バイタリティの人です。しかし、ムキムキの躯体でキーボードを叩いている姿は、想像できません。

 そして、今は無職の私。

 私と二人とは高校の同級生という共通点以外は、全くありません。クラスや部活動が同じになったこともなく、話した記憶さえもありません。それが、同窓会という名の宴会で集合して以降、「焼肉食べよう」の一言で集まるのですから、同級生というのは不思議な力を持っています。

妻のフルタイム勤務で家事参加

 A君の奥様は私も知り合いで、才色兼備の女性。

 ず~っとパート勤めだった奥様が、60歳になって「もっと仕事をしてみたい」と正規職員となって働き始めたとのことです。奥様はフルタイム勤務なので、A君も家事への参加が増えているようです。がんばれ~。

 で、今回は家事に関することで、奥様とトラブルがあったとのことです。

トラブルエピソード

 原因は、「自分の布団のシーツを自分で外す」こと、らしいです。

 日ごろのA君は、洗濯物を畳んだり、食事の後片付けをすることなどの家事の分担をしているそうです。

 で、その日は、奥様は仕事から帰ってきて、夕食の準備やら何やらで家事をこなしてた後に、最近寒くなったので布団の入れ替えをしたそうです。しかし、その日疲れていたA君は、この布団の入れ替えについては、何もしなかったそうです。

 すると、奥様から「自分の分くらいシーツを外したら」と文句を言われた(注意された?)そうです。それを言われて、A君はカッチ~ン!!ときたのだとか。

男性陣の考えに目からウロコ

A君
A君

今日は、僕は疲れて何もしたくなかったの。布団を替えるのであれば、奥さんは自分の分だけやっていればいいわけで、僕の分はしなくていいのにね。言い合いになるから、何も言わなかったけど。

B君
B君

うん、わかる、わかる。そうだよね。自分の分は自分でするのにね。今日は疲れてしたくないだけなのにね。それで寒かったら、自己責任。

私

え~、そんな発想なかった!自分の分だけやって、他の人の分はしないなんて、考えたことなかった。

B君
B君

お前はさ~、ちゃんと最後に「愛しているよ!」って言っていれば、良かったじゃん。そしたら、奥さんはそれ以上怒らなかったのに。

A君
A君

絶対、言わない!!

 二人で生活をしているのに、自分の分だけお布団を替えるなんてことは、まずしませんよね。家事のオペレーターを担っている人にとっては、ありえないように思います。だから、「手伝ってね。」というサインを出しているわけですよ。

 でも、その時にしたくない人にとっては、「いらない世話」だし、「ほっといて」ということなんだと。決して、パートナーに押し付けているわけではないのだと。そうなんだ。。。

 B君のコメントは、焦点ずれずれ。オンナゴコロがわかっていないですね。その場面で「愛してるよ」なんて言おうものなら、火に油を注ぐと思いますよ。まあ、あえて突っ込みませんでしたが。。。

家事に対する思い

 私は、同僚の結婚祝いには、男女のエプロンをプレゼントしてきました。そして、「働く女性を奥さんにもらうのだから、家事はセッパン!」というメッセージを添えることも忘れません。

 ただ、昭和の男である同級生が、家事を手伝っていることには、多少驚きました。「君たちはエライ!感心、カンシン!」

 長く一緒に生活していると、何も言わなくても相手のことはわかるといいますが、言葉にしないとわからないこともたくさんありますからね。A君も、「自分でするから、そのままにしておいて」と早い段階で言うとよかったかもね。

 まあ、冷たい夫婦喧嘩でなくて、ヨカッタ、ヨカッタ。

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