忘れんぼうは老いだから?

私のこと

 遺骨ペンダントが届いて、毎朝洗面の後にペンダントを着ける習慣ができました。いえ、まだ習慣化できていません。

遺骨ペンダントを作るときの問題

 愛犬マリアを亡くしてペットロスにどっぷりだったころ、遺骨ペンダントを作ることを考えました。でも、この時にすぐ作らなかったのは、私が忘れっぽいことです。遺骨ペンダントをどこかに置いてきて、失くしてしまうのではないかという心配でした。ペットロスからなかなか回復できないのに、遺骨ペンダントを失くしてしまったら、もっと落ち込んでいくことが予想できたからです。

 このことを解決してくれたのが犬友さんです。「ペンダントを失くしたということは、マリアちゃんが、『ママ、もう大丈夫だよ。天国で待っているよ。』って言ってくれているんだよ。」と教えてくれ、背中を押してくれました。

 その後も、骨壺をあけられずに遺骨が取り出せない期間が長くあり、ウジウジしてペンダントが出来上がるまで数か月を要しました。でも、やっと今、手元にあります。

ペンダントを着け忘れる

 で、今何が問題かというと、着け忘れるのです。これにも自分なりに工夫しました。最初は、アクセサリートレイを洗面台に置いていたのですが、髪留めなどと一緒に入れていたため、隠れてしまい、気が付きません。

 それで、ペンダントだけを保管するアクリルスタンドを購入して、目に見えるように洗面台に置いてみたのです。しかし、これが結構大きく、「場所をとる」という問題が発生ました。何かと狭い洗面台です。掃除をこまめにするためには、モノを置かないということを信条としていました。まあ、おちょっと大きなものは、端に寄せますよね。そうすると、視界から消え、顔を洗って化粧水をつけると安心してしまい、ペンダントを着け忘れるのです。

 これが、ただのペンダントなら、そんな他愛のないこと、どうでもいいと、昔の私なら笑い飛ばすところです。でも、大切な愛犬の遺骨ペンダントの着け忘れなのですから、私にとっては深刻です。あんなにうじうじ悩んでおきながら、自分が情けなく、喝を入れたい気分です。

老人力のハンディキャップ

 アラ還世代としては、物忘れは、プチストレスです。「あ~あ、またやっちゃった。」と思うことは日常茶飯事です。時々、認知症の初期段階ではないかと、心配することがあります。これは、この世代誰しもある悩みではないでしょうか。。。私だけ?

 これも、もっと老人力がついて、着け忘れたことも忘れるようになってくれれば、問題解決なのかもしれません。しかし、まだまだ弱い老人力では、解決できません。

 日々、物忘れ・注意力低下をできるだけ回避するため、脳トレに励んでいます。

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