学生時代と就職してから半年間の臨時任用期間中が年金未納だったため、満額の受給を受けられるように任意加入の手続きに行ってきました。
役所エピソード

役所は、マイナンバーカード第2弾のマイナポイントのため、たくさんの方がお見えでした。私もお世話になりました。皆さん、マイナンバーカードと保険証の紐づけ、忘れないでね。
受付カードを取って順番待ちをしていると、マイナンバーカード申請待ちの方の大声が。。。。
「この暑い中に、ここまで来て手続きしとるのに、何をもたもたしとるんか!!!」
暑さのためにイラついているのでしょうか?たくさんの方が順番を待っているので大変です。。。
そうこうしているうちに、私の順番がきました。
窓口の方に「大変ですね」と囁きかけると、「いえ」と、笑っていました。さすがです。
マイナンバーカードで年金履歴の確認

未納期間があるので、任意加入がしたい旨を窓口の方に説明すると、「本人確認ができるものをお持ちですか?」と尋ねられたので、マイナンバーカードを渡しました。
すると、すぐに私の年金情報を持って戻って見えました。
恐るべし、マイナンバーカード。
まあ、行政サービスを円滑に行うための方法ですから、当然ですけどね。
でも、これが嫌な人も多いようですよね。「個人情報が筒抜けになる」と。。。マイナンバーカードが普及しないのはこういったことが原因なのでしょうか?
私は必要な事と思っているので、全く大丈夫です。
話をもとに戻します。書類を観ながら私の年金納付履歴の確認をされました。そこで、「ねんきんネット」で確認して23か月であることを説明すると、履歴と一致していたので、話はスムーズでした。
付加年金も同時に申請
合わせて、付加年金を希望するかの確認がありました。
付加年金とは、第1号被保険者(20歳以上60歳未満の自営業者、農業者、学生および無職の方とその配偶者の方)及び任意加入被保険者が定額保険料に付加保険料(月額400円)をプラスして納付すると、将来的に老齢基礎年金に付加年金が上乗できる制度です。払い込んだ保険料の「半額」が将来的な年金額に加算されますので、2年で支払った保険料を回収できます。
長く納付すれば受取額も増えますが、私の場合は最大23か月なので、年額4,600円が増えます。 月々受け取るのは少額ですが、長い目で見ると有利であるので、一緒に納付することにしました。
保険料の納付方法
年金保険料の納付は一括の納付を希望したのですが、年度をまたぐため、令和4年9月~令和5年3月までの7か月分と令和5年4月から令和6年7月までの16か月分に分けてからしか納付できないことがわかりました。まとめて23か月分支払えると、幾分お得なのですが、仕方がありません。
前納割引制度のこの表の見方がわかりました。
再就職して厚生年金に加入した場合
今後就職して厚生年金に加入すると、前納していても、自動的に任意加入は終了となり、納付していた保険料の残余はしばらくして返還されるとのことでした。
また、再度無職となり、任意加入をしたい場合は、手続きも再度行う必要があることもわかりました。
必要書類を記入し、通帳のコピーを取られて終了です。
まとめ
国民年金の任意加入の手続きは。15分程度で終わりました。マイナンバーカードの効果なのか、大変スムーズでした。
手続きに必要なものは以下のとおりです。
- マイナンバーカード(ない場合は、年金手帳と運転免許証など本人確認ができるもの)
- 通帳、届出印(ネット銀行の場合は、確認が必要)
私のように学生時代の任意加入期間に加入していないための減額ケースは48歳以上の方だそうです。ちょっと、「ねんきん定期便」を見直してみませんか?