先日、スマートウォッチを使って手抜きモードと頑張りモードを検証できるか考えてみました。あれから、データを蓄積していくと、頑張りモードの効果を見つけることができました。
常々、講師は、エクスサイズの途中で、「おしゃべりができますか?」、「息苦しくないですか」と声をかけてくれます。マスクをしてのエクスサイズなので、熱中症や過換気などの対策のほかに、必要以上の負荷をかけないためでもあります。
私は、ジャザサイズを始めたころは、体力も筋力も衰えて緩み切った体型でした。それが、1か月を過ぎたころから、時々手を抜かなくても、1曲を続けることが少しずつできるようになりました。そこで、頑張っているのだから、何らかの変化があるはずと、スマートウォッチで計測してみたのですが、芳しい結果はありませんでした。まあ、いいように考えようと思って、続けていたのですが、数値ではなく、心拍数の推移を見てみると、変化がわかったのです。
おさぼりモード
1曲のエクスサイズが続けられず、おさぼりモードで1時間のレッスンをした場合は、以下のとおりです。ピークの心拍数は160でした。

心拍数は徐々に上昇していますが、ゆっくりです。また、手を抜いて楽をしていると、すぐに下がります。途中、途中のおさぼりが表れています。苦手な筋肉トレーニングでも、きつければすぐに辞めてしまうので、心拍数の上昇はありません。
頑張りモード
次が、頑張りモードです。平均心拍数が増えています。

徐々に負荷を増やすようなエクスサイズの構成通り、心拍数が増加し、クールダウンのエクスサイズまで維持できています。1曲3~4分程度でインターバルに10秒程度取り、5曲が終了したら1分程度の換気タイムを取っています。その時の心拍数は減少しますが、おさぼりモードのような大きな落ち込みはありません。そして、クールダウンから筋肉トレーニング、ストレッチまでは、それまでのような心拍数ではありません。最後に腹筋使った苦手な筋肉トレーニングでは、心拍数が上昇しています。相応の負荷はかかっていることがわかります。
この時の心拍数のピークも160台でした。頑張りすぎてはいないようです。
スマートウォッチの活用
この状態を維持できれば、心肺機能が向上し、体力がついていきそうです。ちょっとお安いスマートウォッチでも使いようによっては、モチベーションアップに貢献してくれそうです。
ちなみに、このスマートウォッチは楽天市場で5,000円くらいでした。
ただ、消費カロリーには差はないので、私が最も大きな期待を寄せる「痩せる」という効果にはまだまだ至らないようです。残念。。。