メルカリに不用品を出品

この頃思うこと

 一日中、家の中にいると、現役時代には目をつぶっていた押し入れの中が気になりました。アラ還世代は、体が動くうちに断捨離に取り組む人が多い様ですね。私も仲間入りですかね。

 今回、押し入れの中で存在感はあるものの使用していなかったものに、ガスファンヒーターがあります。それも2台。これを今回メルカリに出品する予定です。

メルカリを始めたきっかけ

 私がメルカリを始めたのは今から4年前の2018年です。

 私は新し物好きな上に、飽きっぽいものですから、購入した家電類を最後まで使うことが少ないのです。では、その家電はどうするのかというと、行先は姉宅です。姉は私が購入した家電類の天寿を全うさせてくれていました。ありがたいことです。

 しかし、5年前、衣類のシミを超音波で落とす「超音波ウォッシャー」に対し、姉から「使わないから、いらない」と言われてしまいました。姉も最近は断捨離にとりくみ、不必要なものは持たないようにしているようです。

 このウォッシャーは、2回しか使っていませんでした。さすがに「勿体ないな~」と思い、メルカリに出品することを思いついたのです。

 この超音波ウォッシャーは出品と同時に購入されました。購入者さんのお話では、欲しいと思ってメルカリを開いたら、私の出品が出てきたので、「運命だと思った」とのことでした。

 私も「凄い!ビギナーズラックだ!」と大喜びしたことを覚えています。ちなみ4,500円で出品して、メルカリの手数料と送料を除いて3250円の利益でした。

 以来5年間、いらなくなった本や小物を中心に現在まで100品位出品して、94品を購入していただきました。振り返ってみると、月に平均して1~2個程度ですから、大したことないですね。

市場調査と価格の決め方

 出品するものの情報をアプリに入力すると「売れやすい価格帯」とメルカリが示してくれます。私はこれを見て、メルカリの示す価格で値段を決めていました。しかし、「もう少し市場調査をしていればよかった~」と後悔したことがあります。

 あるとき、専門書を800円で出品したら、あっという間に売れたのです。そんなに人気の本でもないのに、あまりに早かったので気になって調べてみると、古本市場では5,000円で販売されており、売り切れていました。

 考えてみれば、自分が購入する時点で絶版だった書籍ですから、その後の販売はなかったはずです。私は、専門書だし、本自体は薄いし、中古品だし、元の定価以上の価格を付けるという発想は全くありませんでした。でも、研究者にとっては、貴重な書籍だったのでしょうね。まあ、書籍は必要とする人の手元に行って良かったわけですが、私にとってはちょっぴり残念でした。

価格交渉

 今まで、出品したものに対するクレームを受けたことはありません。でも、世の中には、いろんな価値観があるので、大変な思いをされている方も多い様です。

 メルカリは価格交渉の習慣があり、その対応に時間がかかることがあります。私はこの価格交渉が面倒と感じることが、多くありました。

 価格を決めるにあたっては、メルカリが示す「売れやすい価格帯」を参考に、手数料と送料にプラスして、僅かでも利益が出るように決めていました。しかし、購入希望者からは「これでは赤字になってしまう」という金額での交渉がよくありました。そのため、最近では「価格交渉には応じかねますのでご了承ください。」とお願いするようにしました。これをするようになって、価格交渉されることはありません。

メルカリの手数料

 メルカリがアメリカとヨーロッパへ進出して、その後2019年にはヨーロッパを撤退しましたよね。ヨーロッパでは手数料無料で展開して、市場拡大をもくろんでいたようですが、競合他社が多く赤字が持続していたようです。蚤の市の文化もありますしね。

 メルカリは手数料として出品価格の10%を手数料としています。出品の情報を発信してくれ、出品者と購入者の間に入って決済代行までしてくれるのですから、この価格はかなりお得です。この方面に詳しい人から聞いたところ、メルカリのサービスを提供するには、最低30%くらいの手数料が必要なんだそうです。

 ユーザーとしては、ず~っと手数料を上げないでほしいものですが、日本の景気低迷の一因が物価安なので、複雑な思いです。

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