手編みのこと

手編み

 私が子どもの頃からやっている趣味、それは手編みです。な~んだか、ちまちまと手を動かしながら没頭していると、無心になれます。

手編みとの出会い

 私と手編みとの出会いは、母親の手編みを傍らで見ていたことです。小学生の頃、見よう見まねで初めて握った編み針はアフガン編みでした。母親に聞きながら、針を動かしていると、「あら、上手じゃない」と褒められて以来、趣味として半世紀以上継続していると思うと、幼少の頃の褒められ体験は重要なんだと思います。今では何を作ったかは覚えていませんが、編んでいたのはピンク色のアクリル毛糸だったことは、鮮明に覚えています。

手編みをどうやって覚えたか

 編み図の読み方や編み方の基本的方法などは、母から教えてもらいましたが、あとはすべてが適当。わからないことがあれば母に尋ねれば解決するので、「編む」という行為で困ることはありませんでした。母以外の情報源は、好みのデザインを探す本だけです。

 そのため、手編みの世界では当たり前のことを最近まで全く知らないということがありました。例えば、ゴム編み止めをするとき、長さの3倍の糸が必要とか、糸始末の時、本体の糸の間に巻き付けていけばほどけにくいとかです。こういったことは、早くに知りたかったな~って思ってます。

手編みから離れた時期

 まあ、当たり前のことを知らなくても、とりあえず作品は出来上がりますし、編み方も上達していきます。楽しくなって、次々と編んでいきます。編むこと自体が趣味の自己満足の世界ですから、出来上がった作品をどうするか?ってことはあまり考えていませんでした。とりあえず自分で着てみますが、次々と出来上がる大量の作品は管理に困ります。手編みニットが「イケてない」と思っていた時期には、着ることさえしません。若い間は楽しいことがほかにもたくさんあり、次第に手編みをしなくなりました。

手編みを再開した理由

 なぜ、再び手編みをしようと思ったのかというと、インターネットです。ネットサーフィン中に編み始めから編み終わりまで糸を一度も切ることなく一筆書きするようにカーデガン編み上げることができるというネット記事を見たことから始まります。その記事の情報から、パターンを購入してみると、今まで慣れ親しんだ編み図ではなく、テキストで記載されていたのです。これは、私の知らない世界でした。

 ここから、再び手編みの世界に引き込まれ、今ではオリジナルの愛犬用セーターやワンピースを作るようになりました。

 テキストパターンや愛犬のオリジナル作品については、また後日に。

EPSON MFP image

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