犬服手編みニットを販売開始

手編み

 愛犬に可愛いニットを着せたいという思いから、オリジナルのニットを編んでいました。愛犬は、今年1月に虹の橋を渡ってしまって、編んであげる相手がいなくなりました。

 以前から犬友さんに、「ママが作るニットはお金を払ってでも欲しいという人がいるんだよ」と言われていたことから、「販売してみよう」と考えるようになりました。

「Creema」「minne」とは?

 とは言え、店舗もない素人がいきなり販売することはハードルが高いですよね。そのハードルを低くしてくれているのが、「Creema」「minne」などの、ハンドメイド販売サイトです。ハンドメイドならではの個性あふれる1点物の作品が紹介されています。このWebサイトでは、作品の紹介、支払い代行の対価として約定報酬を支払うことで、誰でも販売することが可能です。

 で、半年間の準備期間を経て、先日作品を5種類アップすることができました。半年も準備期間が必要なの?と思われる方もいらっしゃるかもしれせん。

準備期間に何をした?

 大したことはしていません。

作品作成

 まずは、作品を作ることです。販売する商品がなければ、話になりませんから。

 ただ、私の場合、愛犬に着せる目的だけで手編みをしていたので、今まで作ってきたものを再び作ることができないのです。

 理由は、その時々で、心のおもむくままに思いつきで編んで、「こんな感じ!」で仕上げてきたので、何一つ記録を残していなかったのです。愛犬が着ていたニットも、数点しか残っていません。辛うじて、数年前から写真だけは撮っていたのですが、編む過程にはあまり役に立ちませんでした。

 加えて、編んでいる途中でフィッテングしていた愛犬が、もういません。編んでいる途中で、「あれ、こんな感じだったっけ?」と再三止まってしまいました。

 そこで、フィッテング用に愛犬と同じサイズのぬいぐるみを作ってみましたが、愛犬に着せていたニットをぬいぐるみに着せてもフィットしないのです。ぬいぐるみであってリアルわんこではないのですよね。

 なので、一から、データを取りながらサイズ違いを3点ずつ編むという作業に結構な時間がかかりました。こういう作業は面倒くさいでしかありません。

作品の写真撮影

 実店舗での販売と違い、Web上での商品紹介は、写真次第でかなり感じ方が違います。写真撮影が下手な私にとって、結構難題でした。

 ネット上で紹介されている商品の撮影方法をいくつか試してみました。撮影ボックスも作ってみました。でも、なんだかピンとこないのです。

 全く方向性を見出せなかったときに、参加しているWebのコミュニティで洋服の場合は「自然光の方がよい」という情報をもらいました。そのコミュニティは、ユーザーのニーズに応じて、コミュニティのメンバーが相談相手になってくれます。

 早速実践してみると、いい感じに撮ることができました。

インスタグラム開設

 以前から、インスタグラムのアカウントは撮っていました。それは、自分が発信するのではなく、他の方々の発信を見るためだけでした。なので投稿は一切していませんでした。

 「せっかくだから作ったニットを載せて発信してみたら」とはよく言われていたものの、SNSで発信することでのトラブルもよく聞くことから、食指が動きませんでした。

 しかし、手作りニットを販売するにあたり、SNSでの情報発信は有効な手段です。使わない手はありません。SNSを始めたばかりの頃によくあるトラブル事例も、この半年間に学ぶことができました。まだまだ、万全とは言えませんが、発信をしてみることにしました。

Canvaでロゴ作成

 ブログを始めた頃、ブロクデザインをするうえでCanvaを利用するとオシャレなデザインを作ることができるということを教えてもらっていました。

 無料でいろんなテンプレートやパーツを使うことができます。仕事をしている頃は、パワーポイントやワードのテンプレートを使っていたのですが、Canvaはおしゃれで、操作も簡単です。時々、ZOOMでの操作方法について研修会を無料で開催してくれているので、私はそこで学びました。

 このCanvaの無料テンプレートを加工して、オリジナルロゴを作ってみました。「Creema」、「minne」、インスタグラムのアイコンに利用すると、なんだかお店感がでてきて、一気に気分が上がりました。

これからやること

 手編みニットにつけるタグができていません。タグを準備するにあたっては、それなりに費用もかかりますし、タグの付け方によっては、わんこにとってチクチクする存在になるだろうし。。。必要かな?とも考えています。

理解者の存在

 作った手作りニットの写真やロゴをアップする作業の際には、逐次姉に確認してもらいました。姉は私の最大の理解者で協力者でもあります。この存在は大きいですね。

 また、「Creema」に作品をアップしたときにはとても感慨深く、参加しているコミュニティで初めて呟いてみました。すると、思いもかけず十数人の方から「イイネ」や「コメント」をもらいました。私は今までそのコミュニティではROM専門でしたが、情報を発信するといろんな反応があることを体験して、とっても励みになることを知りました。

 一人でがんばると心折れることもあるからこそ、理解者がいる力強さを感じます。家族であったり、仲間であったり。

 続ける上でのメンタル面も大切に思います。

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