スマートスピーカーとの奮戦記は先日報告した通りです。
そのなかで、私なりに試行錯誤したことでわかったことを報告します。
なお、自宅にある家電はスマートスピーカー対応ではないため、「スイッチボットハブミニ」という家電のリモコンを登録するデバイスを介して操作することが前提のところはご承知おきくださいね。
<使用環境>
- スマートスピーカー:グーグルホーム、グーグルホームミニ
- デバイス:スイッチボットハブミニ2台
- 家電:パナソニックテレビ、ソニーテレビ、ソニーレコーダー、日立エアコン、三菱エアコン、東芝シーリングライト
- 設置場所:リビングルーム、寝室
家電をスマートスピーカーで操作する上での前提
ただし、以下の前提が必要になります。
- スマートフォンを持っている。
- 家電のリモコンは赤外線で作動する
- リモコンを登録するデバイス(私の場合は「スイッチボットハブミニ」)を準備している
- スマートフォンにデバイスを登録するアプリをインストールして、リモコンを登録する
スマートスピーカーでできる家電操作
そのうえで、できた家電操作は、以前の記事で紹介したように
- 電源のON、OFF
- テレビのチャンネルを変える
- 音量を変える
- エアコンの設定温度を変える
この程度です。(スマート家電であれば、もっとできる操作あるのかもしれませんが)
私は、デバイスを準備してアプリをスマートフォンにインストールしなければならに事は知っていましたが、登録したリモコンの機能は概ね使えると勘違いして、過大な期待をしていました。スマートスピーカーが登場してまだ数年です。これからの進化を期待しています。
誤作動?の原因
そもそも、同じメーカーのスマートスピーカーを導入しなければ、前回お話しした私が体験した誤作動?は発生しなかったようです。(想定外の作動ですね。。。)
家電をスマートフォンに登録する際、「リビングテレビ」「寝室テレビ」などと名前をつけていたため、居室を指定せず「テレビを消して」と指示したことで、寝室のテレビが消えて、リビングのテレビがついてしまったのです。この時、スマートスピーカーは「寝室とリビングのテレビをOFFにします」とグーグルは応えていたようです。気づかなかった。。。
まあ、いつもだったら「デバイスを指定してもう一度言ってください」って、可愛げなく言うのにね。(と、悪態をついてみました)
誤作動?の回避方法
ここで気づいたのが、家電に一般的な名前ではなく、ニックネームを付けて、そのニックネームでアプリに登録したら、誤作動?が無くなるのではないかということです。
早速試してみました。
まず、家電メーカーの名前を使って、リビングのテレビは「パナ」寝室のテレビは「ソニー」にしました。「ソニー」はおりこうさんに反応したのですが、「パナ」は私の活舌のせいか、スマートスピーカーは正しく認識しませんでした。そこで「パナ」から「パナソニック」に変更しました。すると、きちんと反応します。
エアコンは、リビングは「霧ヶ峰」、寝室は「シロクマ」にしました。こちらは、「霧ヶ峰」は正しく作動しますが、「シロクマ」には反応しません。動物の白熊やアイスのシロクマの解説を始めるのです。そのため、寝室エアコンは「シロクマ」から「ヒタチ」にしてみましたが、これもダメでした。そこで「エアコン」に戻してみると正しく反応し、のエアコンを操作することもありませんでした。
家電の特徴を活かした操作の工夫
寝室のテレビとレコーダーはともにソニー製です。かなり古いものですが、HDMI端子で両者を接続しているので、便利な使い方ができます。私が活用しているのは、テレビとレコーダーを一気にスイッチONしたいときは、レコーダーの「見る」ボタンを押します。そうすると同時に2台が立ち上がります。同様に2台ともスイッチOFFにしたいときは、テレビの電源をOFFにすると、2台とも切れます。
この機能を活用して、スイッチボットのアプリにレコーダーを登録する際、レコーダーの電源スイッチには「見る」ボタンを登録しました。これによって、「スイッチを入れる」という操作については、リモコンでやっていたことと同じことがスマートスピーカーでできるようになりました。
録画をみる
- スマートスピーカーに「レコーダーをオンにして」と指示する
- ビデオとレコーダーのスイッチがONになる
録画を観終わりテレビとレコーダーのスイッチを切る
- スマートスピーカーに「テレビをOFFにして」と指示する
- テレビとレコーダーのスイッチがOFFとなる。
テレビだけをみる
- スマートスピーカーに「テレビをONにして」と指示する
- テレビのみスイッチがONとなる
まとめ
使う側が少し頭をひねって工夫をすれば、スマートスピーカーが想定外の操作をしなくて済むようです。また、設定の工夫で、スマートスピーカーでできる家電操作がもっと増えるかもしれません。考えてみます。
ちょっと長くなったので、次回にスマートスピーカーのそのほかの機能について報告しますね。