マイナンバーカードのポイント還元第2弾のポイントが始まりました。期限は9月末となっていますが、そろそろポイントを頂こうと思います。まずは、スマートフォンでのダウンロードを試みましたが、私のスマートフォンではマイナポイントのアプリが使えませんでした。そのため、店頭での手続きをすることにしました。
イオンでのマイナポイント申請
イオンの端末でワオンカードを認識させた後、マイナンバーカードをかざしてポイントをダウンロードしようとすると、なんと「マイナンバーカードが期限切れで手続きできません」とのメッセージが。。。
「え~期限切れ?」
イオンで操作した結果を記載された書類には「6406:マイナンバーカードの有効期限切れ、または失効しています。」と記載されていました。
マイナンバーカードには期限があることは何となく知っていましたが、全く気にしていなかったので、「運転免許証みたいに、自分で注意しておかなければならなかったの?」とがっかりです。
マイナンバーカードについて調べてみる
マイナンバーカード総合サイトによると、有効期限は、発行時に20歳以上の方は発行日から10回目の誕生日で、マイナンバーカードに搭載されている電子証明書にも有効期限があり、発行日から5回目の誕生日が有効期限のようです。そして、有効期限を迎える人に対し、地方公共団体システム機構から有効期限の2~3ヶ月前を目途に有効期限通知書が送付されるとあります。しかし、受け取った記憶は全くありません。というか、受け取ったのに重要書類である認識がなく、廃棄しているのだと思います。
誕生日が有効期限ということは、少なくとも昨年には期限が切れていたことになります。しかし、今年のオンラインでの確定申告は何の問題もなくできました。
役所に問い合わせ
まずは、マイナンバーカードの窓口である市民課に電話をしてみました。担当者の説明で、マイナンバーカードの有効期限は表面のところに小さく記載されているとのことでした。見てみると、確かに2025年の誕生日が期限と書いてあります。小さなカードなのに、何が書いてあるか見ていなかったのですね。
ちなみに、カードには「マイナンバーカード」ではなく、「個人番号カード」と記載されています。また、臓器提供意思の欄もありました。当初から健康保険証と紐づけることがわかっていましたから、この欄を設けていたのですね。
今回、イオンで有効期限切れとされたのは、マイナンバーカードではなく、電子証明書の有効期限切れだったようです。とすると、2020年には期限は切れていたのに、確定申告ができたことが不思議です。
役所で電子証明書の再申請をする
電話を受けた担当者によると、電子申請の有効期限切れであれば、役所の窓口に行くとその場で再申請できるとのことなので、早速行ってみました。
電子証明書の再申請は、説明どおり簡単に終わりました。そして、私のマイナンバーカードにも特にエラーの表示等はないとのことでした。ちょっと釈然としないところではありますが、良しとしましょう。24時間程度経過すれば、マイナポイントの申請は可能になるとのことでした。
近々、マイナポイントの申請をしようと思います。
マイナンバーカードの普及
マイナンバーカードの普及は、国策として推進されて、取得を促す仕組みやPRがされていますよね。マイナンバーカードを銀行口座と紐づけして、もっと普及していれば、コロナ渦での給付金支給が迅速にできたという指摘があります。
以前、友人が役所のマイナンバーカードの取得窓口でアルバイトをしていたときに、高齢者がマイナンバーカードを管理することの難しさを嘆いていました。高齢者の中には、紛失を繰り返して、再発行手続きを繰り返す人がいるようです。これは氷山の一角なのでしょうね。
でも、高齢者によるカードの管理が難しいことが、マイナンバーカードの普及の障害になっているとは思えません。
自宅マンションの掲示板に、「近所の市民センターでマイナンバーカードの申請の手伝いをします」という張り紙がありました。多忙な方にも休日に取得ができるように対策を取っているのですね。それでも普及が進まないのは、マイナポイントをもらうこと以外に目に見えたメリットがないからなのかもしれません。
コロナ渦での混乱が記憶に新しい時期に、もう一度同様な困難が生じたら、メリットがわかるのでしょうか。。。それだけは願い下げです。