久しぶりに元職場の1つ上の先輩とランチをしました。この方は、定年まであと1年という時期に退職をされた方です。ちょっと早めに退職をして気力・体力が十分な時の生活について、レクチャーをうけました。
ランチ場所
ここは、市内で食事がおいしいと評判のホテルが経営するレストランウェディング場です。挙式・披露宴のない日はレストラン営業をしていて、おいしいランチがいただけました。
二人とも、お肉はちょっと辛いお年頃。魚料理をチョイスしました。しばらくぶりに再開に話が弾みました。

先輩の近況
先輩はスケジュールに空きがあると、常に埋めたくなるそうです。今日のランチの予約を入れるときも、「12時でいいですか?」というと、「12時30分で」とランチ前のスケジュールがありました。
今やっていることを尋ねると、韓国語会話、30分フィットネスのカーブス、小学校ボランティアを日常の生活の中心において、野球観戦や韓国アイドルのおっかけ?などだそうです。合間には、孫の相手、高齢のお母様の面会など、本当にパワフルです。
先輩と一緒に仕事をしているときは、そんなにアクティブな人ではなかったようでした。何がきっかけなのかたずねると、仕事、子育て、親の介護からの解放だそうです。自由というぜいたくな時間を手にすることで、毎日を充実させることを楽しんでいるようでした。
韓国語レッスンの動機
きっかけは、韓国アイドルにはまったことだそうです。アイドルは日本語を話してくれるから、「自分は韓国語で相手を理解したい」という思いが芽生えたというのです。すごいです。「相手を好きになる」という感情は大きな原動力ですよね。
先輩の学習方法は講師と喫茶店などで1時間の個人レッスンだそうです。語学というものは、グループレッスンではなかなか上達しないといいますよね。いくつになっても勉強したり、好きになったりすることは若さを保つ秘訣かな。
韓流スターのファンだった叔母

話はそれますが、約20年前の第一次韓流ブームでペ・ヨンジュンという俳優さんがいました。「冬のソナタ」で主役を務め、爆発的人気を誇った方です。
叔母がこの方のファンになり、韓国へドラマの聖地巡礼によく出掛けていました。叔母はペ・ヨンジュンのことを「神様からの贈り物」といって、目をキラキラさせていたことを思い出します。
私も、当時の叔母と同じくらいの年齢に差し掛かってきました。やっぱりこういった刺激は人を元気にしますね。
韓国旅行への期待
話をもとに戻します。
こうなったら、韓国に行くしかありません。だんだん新型コロナウイルス感染者は減少傾向です。海外ではWithコロナに舵を切って、観光客の受け入れをどんどん進めています。日本でもやっと、9月7日から海外から日本へ帰国する際のPCR検査が廃止になりました。また、韓国は10月31日までビザなし渡航が可能です。「今がチャンスだね」、という話になりました。
残念ながら、現時点で韓国のビザなし渡航が決まっている10月末までの計画は難しそうですが、お互い自由な時間を満喫しているのですから、ビザ取得の手間をかけても行かない手はありません。もちろん、先輩の語学力でツアーディレクターをお願いしました。
私のこれからのこと
仕事を辞めると決心したときから、次のステージにどんな展開があるのか、私には明確なビジョンはありませんでした。決して先輩のまねができるとは思えません。でも、いい刺激です。
最近話をする人が限られてきていました。また、だんだん時間にゆとりができてきました。そんな時の先輩との話は、いい振り返りになりました。ちょ~っと、自分から人との交流を作って刺激を受けたいな~と感じてます。