3月にペトラ遺跡に行くためには、入国時に有効期間が6か月以上必要になります。しかし、今のパスポートでは、3日ほど足りないのです。そのため、パスポートの更新が必要になりました。
証明写真ボックス

申請書用の写真を撮るために、近くのショッピングセンターの証明写真ボックスに行きました。基本料金800円、美肌効果のプリントを選択すると1,000円になります。ここは、迷わず美肌効果を選択して、1,000円札を入れました。
で、指示通り撮影。印刷前の確認画面を見ると、そこには老婆の顔が。。。
「え、私ってこんな顔?」もう一度、初期画面に戻って取り直してみましたが、結果は同じ。
納得がいかないまま、印刷してみましたが、当然画面と同じ顔がプリントされています。
重い気持ちをもって、帰宅しました。
もう一度証明写真を見てみましたが、写真に写る私が変わるはずはありません。この写真を今後10年間、パスポートに貼り付けてあるとは、何ともしがたいものがあります。別に毎日見るものでもないし、「自意識過剰何じゃないの?」と自問自答します。
写真嫌い
年齢を重ねて、50歳代から写真に写ることが嫌いになりました。理由は明快。自分の顔に老いがみえてきたから。もう、何年も写真に写ることを避けてきました。
晩年のエリザベート皇后が、顔を扇で隠していたという気持ちよ~くわかります。ヨーロッパでもっとも美しい女性と称されたいた方でさえ、加齢には抗えなかったのです。下々の私がどうこうできる問題ではありませんよね。老化は残酷です。
毎日見る鏡の向こうの私

洗面所の鏡に映る自分の顔は、写真に写る顔よりマシではないですか?
おそらく、洗面所の照明や自然光が鏡に反射して顔を明るくしているからだと思います。いわゆる、女優ライトみたいな効果です。洗面所の鏡に映る自分の顔は、それほど老いた感じはしません。なので、自分の顔は洗面所の鏡に映る顔と信じています。でも、写真を何度も取り直しても同じなので、現実は違うのでしょうけどね。
なぜ写真の私に納得できないのか
もう一度、証明写真を見てみました。そして、自分なりに分析してみると、以下の3つの失敗点に気付きました。
照明が不足している。

もう、言うまでもありません。顔に現れる影を飛ばすには、女優ライトが必要なのです。ちょっとハイシニアの女優さんへのインタビュー映像をみると、インタビュアーの顔がてかてかになるほど強いライトを当てていますよね。あそこまでは、求めませんが、欠点をカバーする程度の光は欲しいものです。
洋服の色が暗い
私のパーソナルカラーは夏色です。そのため、いつも洋服は夏色を選択しています。
写真を撮ったときにはワインカラーのニットを着ていました。しかし、証明写真ボックスの照明では、暗めのニットは光を吸収してしまい、顔色をもっと暗くさせているようでした。光を反射させる素材、色を選択する必要がありました。
髪の毛がまとまっていない
最近、パーマをかけたのですが、ふわふわした髪型だったので、移動中に髪の毛がとっ散らかっていました。年齢を重ねた髪の毛は細く柔らかくなるので、少しの風でも広がってしまいます。必要以上に広がってしまうと、髪の毛が薄いように見えて、残念な写真になります。
証明書写真用アプリを見つけた
いろいろ考えた末、自分が納得できる写真を撮るためには、いろんな工夫を心ゆくまでできる自宅が、最良ではないかという結論に至りました。証明写真をきれいに映る極意をWeb検索してみると、スマホアプリには、証明写真を上手に取れるものがあることがわかりました。
私は早速、「証明写真」というアプリをダウンロードして使ってみました。もちろん、撮影にあたっては、分析結果をもとに、照明、洋服、髪型には注意を払いました。
撮影
自宅の自然光のたっぷり入る部屋で撮影しました。
以前、わんこニットを撮影するために100均で購入した白いボードがあったので、それをレフ板代わりに利用しました。加えて、同じくわんこニット撮影用に購入していた携帯ライトを女優ライトのようにしてみたのです。何となくいい感じです。
このアプリは背景を変えることができます。一般的な青にしてみました。ちなみに、私はブルーベースの夏色なので、相性はいいはずです。
コンビニでプリントアウトして、証明写真ボックスの写真と比較してみました。アプリを使った自宅撮影の方が、自分なりに納得がいきます。
ちなみに、コンビニでの印刷料金は、L版で40円です。こちらの方が断然お得です。
問題発生
これを持って、いそいそとパスポートセンターに出掛けました。そこで、問題が。。。
察しのいい方は、原因に気付いていると思います。基本的なことを忘れていました。パスポート写真は画像処理をしてはNGだったのです。私は、背景を加工したことがアウトでした。
リベンジです。それは、また次回に。。。
コメント